2012年3月アーカイブ

TITLE: 「NHKバレエの饗宴2012」が大盛況のうち、無事に幕を閉じました。

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今回は他の舞踊団体と共に参加となったガラ公演ではありましたが、
Noismにとって久しぶりに東京での公演となりました。


NHK放送センター内のリハーサル室。
他の団体が東京を本拠地とし活動している中、Noism1は新潟からの遠征の為、
このリハーサル室を優先的に利用させていただくことが出来ました。

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『solo for 2』でバッハを演奏してくださったヴァイオリニストの渡辺玲子さんとのリハーサルでは、
回を重ねるごとに渡辺玲子さんの奏でるヴァイオリンの音と、その奏でられた音と共に踊る舞踊家が
更に近づいていく様に感じました。渡辺玲子さんの演奏は本当に素晴らしく、
踊っている舞踊家達も聴き入っていました。


ゲネプロの直前、Noism1を含む全5団体、吉田都さんとJ・ケイリーさん、全員によるカーテンコールのリハーサル。

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オーケストラの奏でる「眠れる森の美女」より"花のワルツ"に合わせて次々と出演者が舞台上へ。
総勢170名の出演者が舞台に上がると今回の「NHKバレエの饗宴2012」の壮大さを改めて感じました。

リハーサル、ゲネプロを経ていよいよ本番。

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本番直前の楽屋では170名の舞踊家で溢れる中、渡辺玲子さんのヴァイオリンの音が響きわたっていました。


いよいよNoism1『solo for 2』の出番。
それまでのクラシックバレエの華やかな空気感から一転、会場がNoism特有のピリッとした空気に包まれました。
最小限の舞台美術の中、渡辺玲子さんの奏でるヴァイオリンのどこか張りつめた音と共に、
Noism1メンバーのそれぞれの身体が空間を満たしていました。

初めてNoismをご覧になられたお客様も多く、遠征というアウェーの環境の中、
終演後は大きな拍手が舞台上のNoism1メンバーと渡辺玲子さんに贈られました。


出番を終えたNoism1メンバーは楽屋ロビーのモニターで上演中の他のバレエ団を鑑賞。

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全団体が終演となり、盛大なカーテンコール。
堂々としたNoism1メンバー全員の姿に、客席から大きな拍手が再び贈られていました。

終演後、関係者のみが出席したレセプション・パーティー。
Noism1メンバーは無事に全てを終え、リラックスした表情で参加していました。

素晴らしい演奏をしてくださった渡辺玲子さん、ご来場いただきました近藤誠一文化庁長官と記念撮影。
渡辺玲子さんは4月末の『ZONE』ワシントン公演でもまた演奏してくださいます。

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多くの方々に新潟の公共劇場専属舞踊団の存在を知っていただく事が出来、
Noismにとって本当に良き機会となりました。


今回、収録された「NHKバレエの饗宴」は6月17日(日)15時からE テレにて放映予定です。
公演を見逃してしまった方々をはじめ、客席でご覧になられた方も是非ご覧ください!

TITLE: 【速報!】「春山登山」にNoism出没

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新潟の上古町商店街を拠点に、さまざまなモノやコトをクリエイトする活動を続けている集団hickory03travelersが主催する展覧会「春山登山2012」。
「新潟の春がもっと楽しくなりますように」をテーマに開催される、県内外の若手作家18名による作品展の会場のひとつにNoismが現れます。

時:2012年4月14日(土)申の中刻
所:新潟県政記念館

*予約は不要ですが、状況によって入場を制限させていただく可能性があります。
 あらかじめ「春山登山」の共通パスをお持ちの方を優先とさせていただきますのでご了承ください。
*時間については、申の中刻=15:40頃~16:20頃を指しています。
 (この時間中で約15程度を予定しています)

「春山登山」についての情報は、hickory03travelersのページをご覧ください。

TITLE: Noism1『Nameless Voice~水の庭、砂の家』チラシ・ポスター完成!

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Noism1の新作、見世物小屋シリーズ第3弾『Nameless Voice~水の庭、砂の家』のチラシ・ポスターが完成いたしました!

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表面の絵は、漫画家・今井悠太さんによるものです。
写真でははっきりご覧いただけないのが残念ですが、金森穣から新作のコンセプトをお伝えし、
イメージを共有したうえで、微細なところまで描き込まれた情景です。
この絵を元にチラシに仕上げてくださったのは、今回もアトリエタイクの方々。
差し込まれた金色が良く効いています。
ぜひお手に取ってじっくりご覧ください。

りゅーとぴあでは既に配布を開始していますが、近日中に新潟市内の文化施設、全国の劇場等でもお目にかけられる予定です。

TITLE: Noism photos

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photo: ryu endo

TITLE: 石巻を見学、そしてワークショップ開催

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仙台に来て二日目、午前中はNoism公演で以前からお世話になり、
今回の仙台特別公演をコーディネートしていただきました地元仙台の舞台技術の
方の案内で石巻の沿岸部、津波の被害が大きかった地域を訪ねました。

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多くの家屋があったであろう敷地には小さな花束があちらこちらに
供えられていました。ひとつ、ひとつの花束にどんな想いが込められ、
どんな気持ちでここに供えられたのか。

我々が見たものは、ほんの一部でしかないのですが計り知れない恐怖と悲しみが
震災から一年たった今もなお、そこにはありました。

石巻港を望む高台では、そこに住む人々の誇りでもあるであろう美しい海を展望できました。
昨晩の公演で使用した白いバラを献花させていただきました。

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午後は仙台市に戻り、『こどもからだワークショップ』。講師を務めるメンバーは
どのようにして子供たちに楽しんでもらいながらも身体の可能性や他との
コミュニケーション等を伝えられるか、子供たちが来るギリギリまで打ち合わせを
していました。

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参加した子供たちは、最初は緊張気味でしたが大きな声を出し、身体を使い、
他の参加者と触れあう内に、心も身体も解放されていきました。

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『Noismバレエ ワークショップ』では、参加者たちが今まで意識したことの無い
身体の使い方が指導されていました。キツイけど身体ってこんなに動くのかといった
様な反応が参加者から伝わってきました。

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ワークショップが終わって参加された方々の充実した表情を見られた事は本当に
嬉しく思いました。強行スケジュールではありましたが、今回の仙台特別公演
およびワークショップを開催出来たこと、「火の鳥募金」にご協力いただきました
沢山の方々に感謝申し上げると共に、今後もこういった活動を続けて行きたいと
思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

TITLE: 仙台でのNoism1&2震災復興特別公演が大盛況の中、幕を閉じました。

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昨年3月11日の大震災発生の数日後、この震災がもたらした重大な被害の状況も詳しく伝わってこない中、
Noism1&2合同公演を様々な葛藤は有りましたが予定通り行うことで、どんな状況下でも劇場の火を消すことなく、
更に舞踊家として精一杯、今日本が置かれた状況の中で舞踊家が出来る事、Noismが出来る事を考え、
被災地に出向いて公演やワークショップ活動を行うべく同年5月に「火の鳥募金」を立ち上げました。
Noismの公演時には多く方々からご賛同いただき沢山の想いと共にご協力いただく事が出来ました。
そして、今日という日が実現しました。

新潟を朝早く出発し、Noismメンバーを乗せたバスは数時間かけて仙台の地へ。
そして無事到着後、夜の開演へ向けてメンバーは着々と準備、会場内もお客様をお迎えする準備は万端。

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開場前から入場引き換え券を手に続々とお客様がご来場。仙台をはじめとする被災地の皆様が本当に熱い
思いで今回の公演を楽しみにして下さっていたと感じました。


無事に全プログラムが終了し、お客様からは本当に様々な想いのこもった拍手が舞台上の舞踊家達に贈られました。
上演された作品はそれぞれにお客様の心を揺さぶるものとなった様でした。

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明日は、「こどものためのからだワークショップ」と「Noismバレエ ワークショップ」を開催いたします。
ワークショップの方も参加いただく皆様の心に残るものとなる事を願います。
そして今後もこういった活動を続けていきたいと願っております。

TITLE: Noism2上越公演が幕を閉じ、初の単独ツアーが終了いたしました。

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Noism2柏崎公演、そして本日の上越公演が終演となり、初の単独ツアーが無事に終了いたしました。


会場となりました上越文化会館はとても大きな会場でした。

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大きな会場という事もあり、物販・火の鳥募金のブースが客席脇に。またしても、初めての事でした。

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『火の鳥』は大きな空間を味方につけ、新作『Gap』では初めての大きな空間での上演にもかかわらず、
その空間だからこその良さが感じられたように思います。
一つの節目となった舞台、Noism2メンバーはそれぞれに色々な想いや、新たな課題など、
また次へと繋がる大きな何かを掴んだ様に見えました。
全身に大きな拍手を浴びながらのカーテンコール。

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終演後、Noism芸術監督 金森穣とNoism2バレエミストレス篠原未起子によるアフタートークには
沢山のお客様が残って下さいました。Noismとしても初の上越公演だったため、Noismを初めて
ご覧になったというお客様も多く、メンバーの普段の食事やトレーニングなどに関心が集まりました。
"Noism"という名前の意味・語源についても質問され、言葉のイメージに
囚われないという事から、何かに囚われない「無主義」というのが基にある事、
そして、金森穣が"Noism"に込めた想いも語られました。

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大盛況の中、アフタートークも終了となり会場を後にするお客様からは、「再び上越で公演をして欲しい」
という声や、「新潟に観に行きます」など本当に嬉しいお声をいただきました。
初めての単独ツアーを経験し、Noism2の新たな活動の広がりと共に
Noismの大きな可能性を多くの方に知っていただける機会となりました。
皆様からの大きな期待を実現できる様、我々も精進いたします。

初の単独ツアーを終えたNoism2は、束の間の休息の後、
3月13日に開催の震災復興特別公演にてNoism1と共に仙台へ参ります。
ご来場くださる皆様、どうぞお楽しみに!

TITLE: Noism2、柏崎公演が無事終了いたしました。

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本日、柏崎市産業文化会館にてNoism2初の単独ツアー、1回目の公演が無事に大きな拍手の中、幕を閉じました。
初の単独ツアーは初めての事ばかり。新潟りゅーとぴあを出発する際は、Noism1のメンバーが温かくお見送りしてくれました。

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会場である柏崎市産業文化会館に到着し、着々と本番に向けて準備。

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開演前に行いましたNoism芸術監督 金森穣と柏崎市文化会館アルフォーレ開館準備室 室長の丸田洋一さんによる、
プレトークには会場となりました同会館内、展示ホールが満員となるほど多くのお客様にご参加いただきました。

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そして、いよいよNoism2柏崎公演の開演を楽しみに足を運んでいただきました観客の皆様を、公演会場内へとご案内。
本公演でも「火の鳥募金」の活動を行い、多くの方からのご協力をいただく事が出来ました。


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大きな拍手の中、初めてのNoism2単独ツアーの公演を無事に終えることが出来ました。
Noism2として新潟市からこうして新潟県内の色んなところへ出向いて行き、劇場から発信する文化というものを、
Noismの活動を、もっと広く沢山の方に観ていただく為の大きな第一歩となる公演になったと思います。

明日は、上越文化会館での公演。また、新たな会場でNoism2の若き舞踊家達がどのような舞台を魅せてくれるのか。
そしてまた、今後のNoismの活動に繋がる大きな一日となりそうです。

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