2014年6月アーカイブ

TITLE: 劇的舞踊『カルメン』全ての公演が終了。

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Noism設立10周年を記念し企画されたNoism1&Noism2合同公演 劇的舞踊『カルメン』。
7年ぶりとなる兵庫県立芸術文化センターでの公演が幕を閉じたのをもちまして、すべての公演日程が終了いたしました。

出演者、衣裳、大道具、小道具、照明、かかわるスタッフと、大規模なプロダクションで、大変なこともたくさんありましたが、
新潟、神奈川、兵庫の3か所ともにたくさんのお客様がお越し下さり、終演後のスタンディングの客席を見るとそれまでのことが
報われる、といった感じでした。

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特に兵庫公演では早々にチケットが完売し、追加席が出たり、キャンセル待ちが出たりと、チケット発売開始からお客様が
Noismの関西圏での公演を心待ちにしてくださっており、開場前から、会場脇ではパンフレットを販売し、開場するころには
2色あるうちの赤が完売。休憩時にも黄色も完売してしまい、パンフレットの売れ行きも、DVDも書籍も、3会場で一番でした。

関西のお客様の方が、新潟や首都圏のお客様より反応が色々な意味で素直なので、文句があれば文句を言うし、面白ければ
声を出して笑う、どちらかというと海外に近い感覚でした。

アフタートークは兵庫県立芸術文化センターの担当プロデューサー安田さんの司会により、迫出し舞台部分メリメの書斎にて
金森が皆様からの質問にお答えするという形で進められました。

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1幕終了後の休憩の時点でたくさんの質問シートが回収されていたのを見ると、お客様にとって本当に待ちに待った公演と
なったんだと、嬉しい気持ちでいっぱいでした。

新潟での初演のあと、神奈川・兵庫とたくさんのお客様に埋め尽くされて、満席となった会場。
今回は『カルメン』という有名な物語をモチーフに、音楽もストーリーも身近に感じられる作品になりましたが、
次回公演ではまた、まったく違った顔を見せるのがNoismという集団です。

ずっと見守り続けてくださっている方も、『カルメン』で初めてNoismをご覧になった方も、これからも様々に形を変えるNoismの
姿を観ていただければと思います。

TITLE: こどものためのからだワークショップ in ひょうご

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出演者は神奈川での3公演を終え、昨日、出演者はほんのひと時、身体を休めコンディションを最後の公演のために整えて
いましたが、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールでは仕込みが順調に進められていました。

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夕方には同じ劇場内リハーサル室で「こどものためのからだワークショップ in ひょうご」が行われました。
小学校1年生~6年生まで、バレエなどダンスを習っている子もそうでない子も一緒になって、講師の山田勇気と共に
他の人のからだから感じる自分のからだ、空間における自分のからだと、他のからだ等、大人顔負けの内容でしたが、
こども達は真剣なまなざしで、山田勇気のからだの動きを目で追いかけ、触れて感じ、真似をしていました。

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本日からは出演者も劇場入りし、今シーズン最後の『カルメン』に向けて、リハーサルが再開されます。

TITLE: 劇的舞踊『カルメン』、兵庫へ

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Noism1&Noism2合同公演 劇的舞踊『カルメン』神奈川公演も大盛況のうちに終了いたしました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

鳴り止まない拍手に、繰り返されるカーテンコール、「ブラボー」の声とスタンディング。
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客席からの反応は本当に温かく、初めてKAATを訪れた、2012年12月の『solo for 2』『中国の不思議な役人』から、今回
4度目ととなり、ここ横浜、首都圏でNoism公演を楽しみにしてくださるお客様、そしてKAATのお客様が増えた事を実感しました。
Noism@KAATという事が定着しつつある感じがします。

そして、神奈川での3公演をやりきった出演者・スタッフ一同は昨日、宿泊先の梅田に到着いたしました。
Noismとしても久しぶりの関西、あまり関西を訪れることの無いメンバー達にとっては、おとなしく、どことなく保守的な印象の
新潟の街に比べると、大阪は「街全体がエネルギッシュ」に感じられたようで、「なんか凄いね」と口にしていました。

朝晩はまだ涼しいですが、天気も良く、熱気あふれる街の雰囲気も手伝って、新潟より「夏」な空気が漂っています。

本日よりテクニカルは劇場入りし、会場である兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールでの仕込みが始まっています。
大中小と3つのホールがあり、阪急電鉄 西宮北口駅直結の便利で立派な劇場です。

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泣いても笑っても最後の1公演。
Noism1はこの公演が今季最後のステージとなります。

7年ぶりに訪れた兵庫でNoismの『カルメン』がどの様に届くのか、皆様の反応が楽しみです。

TITLE: 『カルメン』神奈川公演 2日目

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2日目の公演本番前、舞台上でリハーサルをしている間、KAAT8階のアトリエでは、山田勇気 講師による「こどものための
からだワークショップ」が開催されました。

6歳~10歳までの参加者と一緒に、「からだ」を使って遊ぶ、ということを通して他人のからだ、自分のからだを感じるような
内容で進められました。ウォームアップとして声を出してリレーごっこ、手を繋いで、歩いて、転がって。
山田勇気と一緒に「からだ」を使って遊んだ45分間でしたが、終わるころには自分の「からだ」を通して相手に意思を伝えるという、
大人のワークショップでも行う様な内容まで出来るようになっていました。

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そして、大入満員となった劇的舞踊『カルメン』神奈川公演 初日に続き、2日目の公演も沢山の方々にご来場いただきました。

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上演中、客席から素直な反応が返ってくることによって、出演者たちにも大きな影響を与え、相乗効果が生まれます。
お客さんが居て初めて成り立つ舞台芸術。休憩中にも散りばめられる様々な演出に、お客さんからは嬉しい反応がありました。

終演後には大きな拍手が贈られ、「ブラボー」の声も飛び、大盛況のうちに神奈川公演千秋楽を迎えます。

TITLE: 劇的舞踊『カルメン』神奈川公演 初日。

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昨夜、KAAT神奈川芸術劇場での初日公演が無事に幕開きとなりました。

新潟公演最終日に引き続き完売、急遽追加席として3階席が販売され、開場と共に沢山のお客さんでいっぱいになった
KAATのホール、満席状態の客席。

新潟での初演をうけ、各方面での評判、噂がたくさんのお客さんを呼んだのか、Noismを初めて観るというお客さんから、
新潟でも観たけど、また観たくてと、再演を待ちきれずに横浜まで足を運んでくださった方もいらっしゃったようです。

開演のギリギリまで調整・手直しが続き、本番当日の午後にやっと通し稽古が出来たという状況だったにもかかわらず、
終演後のカーテンコールでは満席の客席から大きな拍手で、それまでの出来事を洗い流してくれたように感じました。

本日は神奈川公演2日目。
朝からNoism2メンバーも加わって、舞台上はプリセットが行われています。

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TITLE: 『カルメン』新潟公演 終了。

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Noism設立10周年記念として、Noism版『カルメン』の製作が発表になって以来、各所で話題となり、金森穣が、Noismが
描き出す『カルメン』がどのようなものなのか、長きにわたってご支援くださっている方、未だNoismの舞台を
ご覧になったことのない方々からも、心待ちに期待の声をたくさん頂戴していました。

そして、一昨晩に幕が上がり、あっという間に新潟公演最終日は完売御礼となり、大盛況のうちに終幕を迎えました。

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青木枝美、藤澤拓也、宮原由紀夫は今季をもって退団、真下恵はミストレスに専任となるため、新潟での最後の舞台となり、
カーテンコールでは花束が贈られました。

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『カルメン』をやりきった出演者に、そして上記4名のNoismでの活躍に対して、割れんばかりの拍手と無数の「ブラボー」の声が
贈られました。


アフタートークでは、昨日に引き続きBSN新潟放送アナウンサーの石塚かおりさんを司会に迎え、たった今、タイトルロールを
演じきったばかりの井関佐和子と金森が登場。

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クリエーションでの秘話や、Noism1と2の合同公演ならではなお話し、それぞれが思い描く『カルメン』について話されました。
お客様からは、終盤でカルメンとホセに降り注いだ、アカシアの花についてや、木工家具など『カルメン』についての質問や、
Noism公演を鑑賞する際の拍手のタイミングについての質問が上がりました。
井関からは「笑いたければ笑って、素直なリアクションが起こることで舞踊家は更なる力を出すことが出来る。」と答えてい
ました。


新潟での公演は終わりましたが、再来週末よりNoism一行は『カルメン』を引っ提げて神奈川・兵庫へと旅をします。

TITLE: 『カルメン』新潟公演 2日目

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昨晩、幕が上がったNoism1&Noism2合同公演 劇的舞踊『カルメン』。

2日目の公演も、開場と同時にホワイエがたくさんのお客様でにぎわいました。


客席では学者であり、旅人であり、そして物語の作者であるメリメが皆様をお出迎え。
ジプシー音楽の流れる空間に一足踏み入れると、すでに時空を超えた"物語"が始まっています。

これから始まる"物語"への期待が高まる中、謎の老婆の登場とともに、ビゼーのあの有名な曲が響き渡ります。


休憩が2回から1回に減る、という演出的な変更も加わりましたが、この変更によって初日公演とは違った印象を受けた
お客様もいらっしゃったようです。

鳴り止まない拍手、繰り返されるカーテンコール、スタンディングオベーションもあり、拍手とともに歓声が、舞台上の出演者
全員に贈られました。

終演後には、BSN新潟放送アナウンサーの石塚かおりさんを司会にお迎えし、ゲスト俳優の奥野晃士さんと金森による
アフタートークを開催いたしました。

SPAC静岡県舞台芸術センターの所属俳優である奥野さんから見た、Noismという集団、そして『カルメン』という舞台について、
お話しくださいました。

奥野さんがSPACで鍛錬されているメソッドと、Noismが毎朝おこなっているメソッド、その2つについて興味を持たれた方が
多かったように感じました。
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あっという間に時間が過ぎてしまったアフタートークとなりました。

新潟での『カルメン』は泣いても笑っても残すは1回のみ。
1人でも多くの方に、時空を超えた『カルメン』という"物語"をご覧いただきたいです。

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TITLE: 『カルメン』初演。

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Noism1&Noism2合同公演 劇的舞踊『カルメン』の幕があがりました。

初日はほぼ満席となりました。
沢山の方々が、Noismの描く『カルメン』を楽しみに、そして劇場へ足を運んでくださり、本当にうれしい限りです。

幕ごとに拍手が起こり、お客様の素直な反応を感じることができたように思います。

カーテンコールには今回の衣裳をデザインしてくださったEatable of Many Ordersの新居幸治さんと、家具のみならず
小道具も手がけてくださった近藤正樹さんも金森とともに登場。

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金森、新居さん近藤さん、そして出演者全員へ大きな拍手が贈られていました。

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終演後にはアフタートークを開催。
司会を務めてくださったFM PORTナビゲーターの佐藤智香子さんと金森の登場の前に皆様には、『カルメン』の
リハーサル映像をご覧いただきました。

稽古中のメンバーの様子が大画面に映し出され、アフタートークに参加された皆様は釘づけで、
ご覧いただいていたように感じました。

アフタートークではお客様より熱い感想のお言葉を聞くことが出来ました。
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新潟公演は残り2回ですが、神奈川、兵庫と旅に出ます。
ここからNoismの『カルメン』の物語は始まります。

TITLE: 【公演情報】Noism1×Noism2劇的舞踊『カルメン』

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―舞踊×演劇から生み出される、愛と死の物語の"物語"
Noism設立10周年記念 Noism1×Noism2合同公演
劇的舞踊『カルメン』

[演出振付]金森穣
[音楽]G.ビゼー〈カルメン〉オーケストラ版&組曲版&交響曲版より
[衣裳]Eatable of Many Orders
[家具]近藤正樹
[映像]遠藤龍
[出演]Noism1 & Noism2、奥野晃士SPAC - 静岡県舞台芸術センター

※公演は全日程終了しました。

新潟公演
2014年6月6日(金)19:00、7日(土)17:00、8日(日)15:00
[会場]りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈劇場〉
[入場料]一般 S席4,000円 A席3,000円
      学生 S席3,200円 A席2,400円(全席指定)
*学生券は全席種で一般料金の20%引。N-PACmate等他の割引と併用はできません。当日受付にて学生証をご提示ください。
[主催]公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
★県外在住のお客様向けに新潟公演のお得な鑑賞ツアーパックもご用意しています!

神奈川公演
2014年6月20日(金)19:30、21日(土)17:00、22日(日)15:00
[会場]KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉
[入場料]一般5,500円 シルバー5,000円 U24 2,750円 高校生以下1,000円(全席指定)
*各種割引チケットは、一般発売以降チケットかながわで電話・窓口のみ取扱い
[主催]KAAT神奈川芸術劇場

兵庫公演
2014年6月27日(金)19:00
[会場]兵庫県立芸術文化センター〈阪急中ホール〉
[入場料]A席3,000円 B席1,000円(全席指定)
[主催]兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

りゅーとぴあ×KAAT×兵庫県立芸術文化センター 連携プログラム
[製作]りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
[協力]SPAC - 静岡県舞台芸術センター
[助成]一般社団法人地域創造


チケット情報・チラシのダウンロードはこちら↓

TITLE: Noism photos

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photo : endo ryu

TITLE: 劇的舞踊『カルメン』新潟公演アフタートーク出演者決定

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Noism1×Noism2劇的舞踊『カルメン』、新潟公演の終演後に開催するアフタートークの出演者をお知らせいたします。

6月6日(金)19:00 金森穣 ナビゲーター:佐藤智香子(FM PORTナビゲーター)
6月7日(土)17:00 金森穣×奥野晃士(SPAC - 静岡県舞台芸術センター) ナビゲーター:石塚かおり(BSN新潟放送アナウンサー)
6月8日(日)15:00 金森穣×井関佐和子 ナビゲーター:石塚かおり(BSN新潟放送アナウンサー)

各回終演後に引き続き劇場にて約30分間のトークを予定しております。
客席からの質問にもお答えしますので、お時間の許す方は、是非ご参加ください。

司会をお願いするのは、井関佐和子が出演したラジオ番組でもナビゲーターとしてご活躍されている、石塚さんと佐藤さん。
いずれもNoismの公演を初期の頃から見続け、応援してくださっている、新潟のメディアには欠かせないお二人です。

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