舞踊芸術の専門性は、技術や経歴に宿るものではない。
朝練夕鍛の日々を通してのみ、身体に宿るものである。
舞踊芸術の精神性は、教育や継承されるものではない。
専門的舞踊活動を通し、自らの内に見出すものである。
劇場文化の未来には、劇場専属の専門家が必要である。
舞踊文化の未来には、舞踊芸術の専門家が必要である。
彼らは厳しい鍛錬を通し、己の限界と向き合い続ける。
彼らの目標はただ一つ、プロの舞踊家と成る事である。
狭き門をくぐり抜け、単身新潟へと移り住んだ若者達。
未来の芸術文化を担う若者が、ここ新潟から生まれる。
りゅーとぴあ 舞踊部門芸術監督・Noism芸術監督 金森穣
この宣言をもって、2009年9月に設立されたNoism2。
1年半の時を経て、2回目となる単独公演、いよいよ明日初日をむかえます。
今回の公演では、金森穣振付レパートリーより『1/60』、『Heavy Ballerina』(『NINA』より抜粋)の2作品と、
小尻健太さんを迎えての新作『Inscription』を上演します。
プロの舞踊家をめざし、ここ新潟で修行の日々を過ごす彼らが今つくりあげる舞台にどうぞご注目ください。
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