TITLE: Noism1『OTHERLAND』滋賀公演、終了しました!

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本日、Noism1『OTHERLAND』は、びわ湖ホール中ホールにて好評のうちに幕を閉じることができました。
舞台仕込みから本番まで、あっと言う間のハードスケジュールでしたが、誰も怪我なく無事にこの日をむかえられたことに感謝します。

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客席後方のオペレーション席より。舞台準備進行中。

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ホワイエ入口より。物販コーナー準備中。
ガラスの向こうにびわ湖が広がります。
「火の鳥募金」もしっかり募らせていただきました!

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開場中のホワイエにて。公演プログラムも大変好評で、物販コーナーは大賑わい。

関西でのNoismの公演を心待ちにしてくださっていた方も多かったようで、滋賀県はもとより、兵庫、京都、大阪はじめ、愛知県からご来場くださったお客様もいらっしゃいました。

終演後には、BATIK主宰・振付家・ダンサーの黒田育世さんと金森穣によるトークが行われました。
ご自身が舞踊家でいらっしゃる黒田さんだからこその進行で、振付家によってそれぞれ全く異なる要求に応えることがいかに大変か、そして、舞踊集団としてその要求に向き合うことの意義と魅力等、興味深い話になりました。

また、3.11の震災にも話が及びました。

黒田育世さんからは、アメリカ・インディアンに伝わるという踊りに関しての言葉、
金森穣からは、谷川俊太郎さんの詩がそれぞれ語られ、極めてシンプルで本質的なその言葉に、今このときに舞踊家として我々にできることは何なのか、あらためて考える時間にもなりました。

さまざまな情報が氾濫し、ある意味では多様化した現代社会において、あえて劇場という場を選び、作品を通して社会と向き合うこと。
それは、日本で唯一の劇場専属舞踊団であるNoismにかせられた使命でもあると思います。

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トークの様子。写真左より、黒田育世さん、金森穣。

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この公演をもって、後田恵はNoism1を退団いたします。
これまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後は海外に拠点を移す彼女ですが、Noismでの経験を糧にますます活躍してくれることを我々も期待しています。

Noism 7thシーズンの本公演はこれにて幕を閉じますが、7月1日(金)には、りゅーとぴあ専属アーティストによる震災復興支援公演を予定しています。
Noismからは、金森穣が企画・構成をつとめ、井関佐和子、Noism2がそれぞれ出演します。
今なお深刻な状況の続く東北地方の一日も早い復興を願い企画した特別公演です。
公演詳細は、こちらをご覧ください。
ぜひ多くの皆様のご来場をお待ちしています。

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