「企画・構成:りゅーとぴあ舞踊部門芸術監督/Noism芸術監督 金森穣」
金森穣がりゅーとぴあの専属アーティストに呼びかけ、企画された震災復興支援公演。
大盛況のうちに幕を閉じました。
ご来場いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
また、震災復興へのたくさんの義援金、そして火の鳥募金へのご協力もいただき、ありがとうございました。
本日は午後から山本真希さん、山賀晴代さん、そしてNoismがリハーサルを行い、本番に臨みました。
山本真希さん
山賀晴代さん
Noism 井関佐和子
Noism2
これで全ての出演者がリハーサルが完了。
あとは開演を待つのみです。
会場入り口付近は、開場30分前にはこの行列。
その後定刻通りに開場となりました。
まずは第1部、山本真希さんの荘厳なパイプオルガンの演奏で公演は幕を開けました。
続いてりゅーとぴあ演劇スタジオ キッズ・コースAPRICOTが登場。『スーホの白い馬』よりの抜粋を披露。
そして第2部、能楽堂シェイクスピア・シリーズに出演されている山賀晴代さんによる詩の朗読。
山賀さんの詩の朗読後、山本真希さんの演奏があり、
そのまま流れるようにNoism井関佐和子のソロ『Under the marron tree』へ。
その後山本真希さんの演奏で第2部終了。
第2部は何か一つの物語を読んでいるかのようでした。
最後の第3部はNoism2の『火の鳥』から。5月の『OTHERLAND』新潟公演限定で披露されたこの演目が、
コンサートホール仕様になって早くも再演されました。
そして公演の締めくくりは、山本真希さんによるJ.アランの『リタニー』。
まさにこの公演を締めくくるにふさわしいものでした。
カーテンコールには出演者が勢ぞろい。
あっという間の1時間30分。
ご覧いただいたお客様にとって深く心に残る公演であって欲しいと思いました。
なかなか鳴りやまない拍手は
「新潟のエネルギー、創造力/想像力が被災地に届くことを願っています。」
この金森穣のコメントが、お客様にもとに届いたからだと感じました。
りゅーとぴあの専属アーティストが一堂に会する公演は今日の公演が初めての試みでした。
公共劇場がアーティストを支え、育て、そしてそのアーティストの創造性が地域や社会に還元されていく。
まさにこの「りゅーとぴあ」だからできた公演でした。
今日この会場に集ったアーティストとお客様の思いが被災地へ届き、
被災された方々が一日も早く、安心できる生活を取り戻されることを心から願っております。
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