本日、申の中刻(15:40~16:20頃を指す)に「春山登山2012」の会場の一つである、県政記念館にNoismが出没。
約10分間にわたってパフォーマンスをいたしました。
県政記念館2階の廊下は大入り満員。
パフォーマンスが始まるのを楽しみにされている方、たまたまその場に出くわした方達が混在し、
何が起こるのか分からないドキドキ感が会場を包み込みました。
そんな観客の隙間を縫いながら、演者たちが登場。
「春山登山2012」参加作品が飾られた4つの部屋、それらを繋ぐ廊下で、観客をかきわけ踊る演者たち。
廊下でじっとされている方から、演者の後を追いかけていく方と、様々な視点で今回のパフォーマンスを
ご覧になられていました。
演者が観客に触れ、見つめあう。
演者がただならぬ気配で廊下を歩くとバッと道が開かれる。
全てを見渡すという事が不可能な空間の中、演者の姿は見えずとも騒音が聞こえ、
観客の皆様がそれぞれに思いのまま、部屋を見に行く。
今回のパフォーマンスでは観客が観方をそれぞれに選び、遭遇する、といった感じでした。
今回の写真はゲスト ダンサーの小尻健太が撮影してくれました。
突如始まったパフォーマンスは、あっという間に終わってしまいましたが「春山登山2012」は
上古町商店街を中心に今月23日まで開催中です。
「春山登山2012」展覧会をご覧になられた際は是非りゅーとぴあにも、ぶらりと足を延ばしてみて下さい。
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