TITLE: 静岡公演が無事に終了いたしました。

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『Nameless Voice~水の庭、砂の家』静岡公演、2日目が無事に終演をむかえ、
静岡芸術劇場での全2回公演が全て終了いたしました。


開演前、本年度より学習指導要領の改定で「ダンス」が必修になったことを受け、
SPAC芸術総監督 宮城聰さん、Noism芸術監督 金森穣をはじめとし、教育関係者の皆様にご参加いただき、
懇談会が開催され、学校教育に携わる方々と意見交換の場となりました。

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公演開演前のわずかな時間ではありましたが、指導を行う現場の声と、専門家の意見とが飛び交う貴重な場となりました。


初日に負けず劣らず沢山のお客様で客席は埋まり、カーテンコールでは大きな拍手が贈られました。

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終演後には、SPAC芸術総監督 宮城聰さんと金森によるアフタートークが開催されました。

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SPAC、Noismの共通点でもある専門家の集団を抱えることの重要さ、意味、それと同時に難しさについて話されました。


現代の社会の情勢として無駄なものを省いてしまう流れにある中、一見無駄に見えてしまう時間でも、
本当に素晴らしい作品を創作するうえで、必要不可欠な有意義な時間であり環境の保障された
劇場専属の専門家集団にしかできない事であるという事や、宮城さんから観た『Nameless Voice』について、
文明には水が不可欠であり、水を支配することが発展へと繋がった事、それゆえの男女の在り方など、
毎回の事ではありますが静岡でのアフタートークは専門的かつ深い内容の対談となりました。

15年も前から専門家集団を抱え、劇場から舞台芸術を発信し続けている静岡で開催されるアフタートークには、
毎回ほとんどのお客様が残ってご参加くださっています。


初日乾杯の時に宮城さんが仰って下さったように、同志として劇場から発信する文化を盛り立てて、
ライバルとしてお互いに刺激しあえる良い関係となれればと願います。


今週末は、ツアーを経ての本拠地新潟での公演です。
まだご覧でない方はもちろん、新潟初演をご覧いただいた方々にはツアーを経て進化した姿を、
ツアー先での公演をご覧いただいた方々には本拠地での我々の姿を是非ご覧下さい!!!

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