TITLE: 『Nameless Voice~水の庭、砂の家』が終了いたしました。

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5都市全21回にわたった『Nameless Voice~水の庭、砂の家』が本日新潟にて幕を閉じました。
6月末に新潟にて初演を迎えましたが、2012年の年始よりクリエーションはスタート。
全員が11ヶ月にわたってこの作品と向かい合ってきました。


新潟から初めてのツアー先かつ、初進出となった彩の国さいたま芸術劇場。
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久しぶりの首都圏ということもあり、沢山のお客様がご来場くださいました。写真は埼玉公演初日終演後の初日乾杯。
Noismにとって大きな一歩となりました。
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2箇所目は第2のホームともいえるSPAC静岡芸術劇場。毎年Noismを呼んでくださるので、メンバーもスタッフも家族のように
迎え入れてくれます。気候の良い季節だったこともあり、緑に囲まれた宿泊施設のある舞台芸術公園はメンバーの心身を癒し、
快適な恵まれた環境の中で舞台に集中することができました。
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「良きライバルでありましょう。」という言葉を下さったSPAC総芸術監督の宮城聰さんをはじめ、スタッフの皆さんや
役者さん達との交流は毎回メンバーにとって、とても良い刺激になります。
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新潟凱旋公演と夏期休暇を挟んで3箇所目は、静岡同様、"見世物小屋シリーズ"3作すべてを上演している愛知県芸術劇場。
Noismを心待ちにして下さっている関西方面からも多くの方が足を運んで下さいました。
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1時間近くにわたったアフタートークには通りがかった方々も足を止め、興味深く耳を傾けていました。
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5年ぶり3回目となった金沢21世紀美術館での公演は初日にトラブルが起きてしまいましたが、忘れがたい経験となりました。
美術館という場所柄、ふらりとパフォーミング・アーツを観るといった感覚でご覧になった方も多くいらっしゃいました。
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本番前のアップの様子。おのおのに集中を最大に高める方法を模索し、実践していきます。開演前のバックステージは
緊張感溢れる張り詰めた空気となっています。
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そしていよいよ新潟での最終公演。
全ての公演にその時最大の想いを込めて挑んでいますが、16回もの公演を経た最後の5回、特に千秋楽は特別です。
全21回、全てにおいて自身の限界、身体、精神と全力で向き合い、エネルギーや動きは増大しつつ磨かれ、
無駄なものは削ぎ落とされた純度の高い舞踊芸術となったのではないでしょうか。


1つ大きなものが終わりましたが、とどまることなく進み続けます。
次は全く異なる角度からの舞踊・舞台芸術を皆様にお届けいたしますので、是非楽しみにしていた下さい。


『Nameless Voice~水の庭、砂の家』にご来場くださいました方々をはじめ、携わってくださった皆様に感謝申し上げます。
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