Noism1『Nameless Hands- A Doll's House』スペイン・マドリッド公演の初日の幕が無事に上がりました。
今回の会場、Teatros Del Canalの"Sala Roja"は英語にすると"Red Hall"という意味でその名が示す通りに真っ赤な空間。真っ赤な空間に映し出される今回の"Nameless Hands"は、初めて大きな劇場での上演だったにも関わらず、
空間にフィットしていたように感じました。
幅広い年齢層のお客さんが示す反応は、大変興味深く、国内では笑いが起こっていたところでは無いところで
反応があったり、笑いたいけどその裏にある悲しさや切なさを感じ取っているかのようでした。
中島みゆきの曲と共に始まるカーテンコールでは、ブラボーの声と拍手が曲が終わっても鳴り止まず、
舞踊家達は再度舞台上に現れ、拍手喝采の中でのカーテンコール。
客席のほとんどが立ち上がりスタンディングオベーションとなりました。
公演は続きます。
今回の『Nameless Hands』がスペインの観客にどのように響き、残りの公演の中でどの様な新しい発見があるのか、
楽しみです。
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