この日のために創りあげられた2人の振付家による2つの新作の幕が上がり、Noism2「春の定期公演2014」初日を無事に
迎えることが出来ました。
本日の公演は完売御礼で、当日券の販売も無かったにも関わらず、キャンセル待ちでご来場くださったお客様の姿も。
聞き覚えのある音楽に、物語がどんどんと展開する藤澤作品の『Four Fours』と、
真っ白なキャンバスに柔らかく描かれる水彩画のような独特な世界観の山田作品『Painted Desert』。
30~40分の作品それぞれに全身全霊をささげる若い舞踊家の卵たち。
終演後のアフタートークにはNoism芸術監督 金森穣と、山田勇気、藤澤拓也が登場しました。
お客様からの「お互いにお互いの作品を観てどう感じましたか?」という質問に対し、金森の「意地悪な質問ですね」の言葉に
公演の緊張感漂っていた会場内が少し和らぎ、明るい感じでのアフタートークになりました。
質問に対して山田は「拓也の作品の噂は聞いていましたが、初めて観ました。Noism魂をみせられた感じがしました。」と
答え、藤澤は「勇気さんの作品は勇気さんがNoismのメンバーだった頃のワークショップ公演から観ていますが、感動、喜び、
そして嫉妬を感じました。」と語っていました。
1日1日、そして本番1回1回は若い舞踊家を大きく成長させます。
残り3公演が、どのように変化し磨かれ、どのような輝きをみることが出来るのか、楽しみです。
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