TITLE: Noism2春の定期公演2014、全ての公演が終了。

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先週末に新潟で幕が上がった「Noism2春の定期公演2014」。

新潟での公演の後、聖籠町文化会館、そして昨日の燕市文化会館での公演を持ちまして全ての公演が終了となりました。

聖籠、燕ともに、開演1時間以上も前から少しでも良い席で観ようと会場前にはお客様の列が出来ていました。
前売りチケットの売れ行きが伸び悩んだ聖籠公演も、当日券が50もでるという嬉しい出来事が。
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聖籠町にお住まいの方々のみならず、近郊の街からもご来場くださいました。
そして新潟市内からもそれほど遠くないので、スタジオBとは違い大きな空間で伸び伸びと輝く2メンバーの姿を観に、
新潟公演にもご来場くださったお客様のお顔もちらほらとお見かけすることが出来ました。
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アフタートークでは今までになかったほど、たくさんの質問シートが集まりました。
限られた時間で全ての質問にお答えすることが出来ませんでしたが、それほど多くの方が作品に興味をお持ちいただいた
のだと感じました。

お客様から「お二人ともNoismの舞踊家としてご活躍されている、されていたとおもいますが、金森さんから影響を受けたと
思う部分はありますか?」という質問がありました。山田は「全てがそうとも言える。」と、藤澤は具体的に「詰め込んでいく
感じが、そうかもしれません。」と答えていました。それともう一つ印象に残ったのが「なぜ靴下で踊っていたのですか?」と
という質問です。確かに、バレエのようにシューズをはいているわけでもなく、だからといって裸足でもない。
演出振付をした二人ともに、自身が舞踊家としてもごく当たり前のように靴下で踊り、衣裳でも使用したことが、よくよく考えると
些細な疑問であるようで、実は深く、そういうことも含め演出であると、改めて考えさせられていたように見えました。
あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、アフタートークに登場した3名へ温かい拍手が贈られました。


そして、前売りが順調に出ていた燕公演は、開場時間前にホール入り口に長蛇の列が出来てしまい、雪のちらつく寒空という
こともあり、特別にロビー開場ということで急遽お客様をロビーへとご案内しました。
唯一の新潟出身メンバーの地元、長岡市からのお客様も多かったようです。700席以上のキャパの大きな会場が、
あれよあれよとお客様で埋められていくのを見ると本当に嬉しい限りです。

藤澤拓也作品『Four Fours』、山田勇気作品『Painted Desert』ともに、カーテンコールでは「ブラボー!」の声が飛びました。
最後の公演ということもあり、メンバーの表情は晴れ晴れしく、そこに辿り着くまでの全てが込められていたように感じました。
終演後、バックステージでは演出振付家、メンバー皆が称えあい抱擁が交わされていました。
やりきった表情、少し悔しさ残る表情、すべては次へと進むためのエネルギーとなっていきます。

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終演後のアフタートークでは、「身体の使い方はバレエとは違うのですか?」と、質問がありました。
毎日、日々の稽古としてバレエを基礎とするトレーニングを積んでいる山田、藤澤も「うーん。」とうならせられていました。
また、山田の作品での「盲目のパ・ド・ドゥ」が凄すぎる、ミラクルだ!というお褒めの言葉もあり、なぜ目を閉じることになったのか
その経緯について話されました。

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毎年のことですが、2の県内ツアー時のアフタートークは大変盛り上がり、あっという間に終わりの時間がやってきます。

メンバーはぐったり疲労困憊の様子でバスに乗り込み帰っていきましたが、4月、5月と市内各所でのイベント出演、そして
Noism1との合同公演『カルメン』のクリエーションが控えています。

春の定期公演を経たNoism2の姿を、またたくさんの方にご覧いただきたいと思います。

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