昨晩、幕が上がったNoism1&Noism2合同公演 劇的舞踊『カルメン』。
2日目の公演も、開場と同時にホワイエがたくさんのお客様でにぎわいました。
客席では学者であり、旅人であり、そして物語の作者であるメリメが皆様をお出迎え。
ジプシー音楽の流れる空間に一足踏み入れると、すでに時空を超えた"物語"が始まっています。
これから始まる"物語"への期待が高まる中、謎の老婆の登場とともに、ビゼーのあの有名な曲が響き渡ります。
休憩が2回から1回に減る、という演出的な変更も加わりましたが、この変更によって初日公演とは違った印象を受けた
お客様もいらっしゃったようです。
鳴り止まない拍手、繰り返されるカーテンコール、スタンディングオベーションもあり、拍手とともに歓声が、舞台上の出演者
全員に贈られました。
終演後には、BSN新潟放送アナウンサーの石塚かおりさんを司会にお迎えし、ゲスト俳優の奥野晃士さんと金森による
アフタートークを開催いたしました。
SPAC静岡県舞台芸術センターの所属俳優である奥野さんから見た、Noismという集団、そして『カルメン』という舞台について、
お話しくださいました。
奥野さんがSPACで鍛錬されているメソッドと、Noismが毎朝おこなっているメソッド、その2つについて興味を持たれた方が
多かったように感じました。
あっという間に時間が過ぎてしまったアフタートークとなりました。
新潟での『カルメン』は泣いても笑っても残すは1回のみ。
1人でも多くの方に、時空を超えた『カルメン』という"物語"をご覧いただきたいです。
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