Noism設立10周年記念として、Noism版『カルメン』の製作が発表になって以来、各所で話題となり、金森穣が、Noismが
描き出す『カルメン』がどのようなものなのか、長きにわたってご支援くださっている方、未だNoismの舞台を
ご覧になったことのない方々からも、心待ちに期待の声をたくさん頂戴していました。
そして、一昨晩に幕が上がり、あっという間に新潟公演最終日は完売御礼となり、大盛況のうちに終幕を迎えました。
青木枝美、藤澤拓也、宮原由紀夫は今季をもって退団、真下恵はミストレスに専任となるため、新潟での最後の舞台となり、
カーテンコールでは花束が贈られました。
『カルメン』をやりきった出演者に、そして上記4名のNoismでの活躍に対して、割れんばかりの拍手と無数の「ブラボー」の声が
贈られました。
アフタートークでは、昨日に引き続きBSN新潟放送アナウンサーの石塚かおりさんを司会に迎え、たった今、タイトルロールを
演じきったばかりの井関佐和子と金森が登場。
クリエーションでの秘話や、Noism1と2の合同公演ならではなお話し、それぞれが思い描く『カルメン』について話されました。
お客様からは、終盤でカルメンとホセに降り注いだ、アカシアの花についてや、木工家具など『カルメン』についての質問や、
Noism公演を鑑賞する際の拍手のタイミングについての質問が上がりました。
井関からは「笑いたければ笑って、素直なリアクションが起こることで舞踊家は更なる力を出すことが出来る。」と答えてい
ました。
新潟での公演は終わりましたが、再来週末よりNoism一行は『カルメン』を引っ提げて神奈川・兵庫へと旅をします。
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