TITLE: 第11回 柳都会を開催いたしました。

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本日、12月に初演となるNoism1『ASU~不可視への献身』にて、衣裳を担当してくださるISSEY MIYAKEのデザイナー
宮前義之さんをゲストに迎えて、第11回 柳都会を開催いたしました。

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宮前さんが初めて"ファッション"と出会うきっかけとなったことや、三宅一生氏との運命的な出会いなど、デザイナーを志し、
今に至るまでの経緯や、発表されるコレクションが出来上がっていくまで、宮前さんとともにデザインを生み出している普段の
現場の様子などについても話されました。

物を創るうえで、「どんなに遠回りをしてもどれだけの想いが込められているか」ということを大事にされているようで、
先日発表されたコレクションでも宮前さんが「雲」というキーワードをだせば、チームみんなで山に登って300枚もの雲の写真を
とってこられたり、ベージュを求めて砂漠へ行ったり、ブルーを求めて海へもぐったり、などのお話も。

そして舞台芸術もたくさん観ていらっしゃるようで、学生の頃は、「舞台を観に行けば三宅一生さんに会える」という思いもあった、
とおっしゃっていました。三宅一生さんもたくさんの舞台芸術をご覧になってたり美術館に行ったりされているそうです。

また、リハーサルをご覧になった際に金森が舞踊家にした指示、「形とそれを作り上げる中身」という事について、とても興味深い
共通点を感じたとおっしゃっていて「着る人のことを考え想うことの出来る人が作ったジャケットはハンガーにかかった状態でも
人が見える」という言葉がとても印象的でした。

今回、総勢9名のチームで新潟のスタジオまでお越し下さり、我々の目の前で生地を裁断し繋ぎ合わせ、あっという間に
試作品が出来上がり、そして1人1人に合った衣裳が出来上がっていくという事を目の当たりにし、大変貴重な経験を
させていただいています。

『ASU~不可視への献身』初演まで約1カ月、ますます楽しみになってきました!

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