昨晩、世界初演となったNoism1『ASU~不可視への献身』、2日目の公演も無事に終了いたしました。
初日の公演をご覧になった方からの感想をお聞きになり、ご来場くださった方もいらっしゃったようで、
「観といた方がいいって言われて来ました。」という声もチラホラとあったのは本当に嬉しい限り。
写真は第1部『Training Piece』のカーテンコール。 カラフルな衣裳は観ているだけで心弾みます。
第1部と第2部、全く異なる世界観の2つの作品ですが、どちらも凄まじい緊張感とご覧になっているお客様の身体へと響き、
皆さん「衝撃を受けた」といった表情で会場から出てこられます。
終演後のアフタートークには金森と、Noism2専属振付家兼リハーサル監督の山田勇気、そして今回の新作の
創作過程を近くで見守り続けたNoismバレエミストレス真下恵が登場し、クリエーション時の様子や、2人とも
Noismの舞踊家だったからこそ、感じることや見えてくる風景などについての内容となりました。
お客様からの、第2部『ASU』で使用されている楽曲の歌詞についての質問に対し、金森は「クリエーション期間中に
ボロットさんが来日し、その際に本人に直接歌詞の意味を聞いたけれど、書き残されて伝えられているのではなく、
口伝いで歌い受け継がれているのでフンワリとした事しかわからなかった。だけど、そのことで音楽から直感的に
受けたイメージに委ねることが大事だと改めて感じた。」と答えていました。
ご覧になった、たくさんの方が「見逃してはいけない」と感じてくださる本作。
とうとう新潟での公演は明日が最後となりました。
次なる10年へと進むNoismの新境地とも言える本作を是非、お見逃しなく!
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