TITLE: Noism1『ASU~不可視への献身』初日

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本日、Noism1『ASU~不可視への献身』の幕が無事に上がりました。

シーズン最初の公演で新作を発表するのは5年ぶり。
劇的舞踊『カルメン』で10年という1つのくくりを迎え、次なる10年への登山の始まりともいえる本作。

Noismの舞踊家が毎朝行っているトレーニング・メソッドで構成された第1部『Training Piece』、そしてアジアの中央、
アルタイ共和国に伝わる喉歌<カイ>に身を委ね野性・本能・直感的な身体で創りだされた第2部『ASU』。

まさしく2つの顔を一晩のうちにご覧いただいたように思います。

衣裳を担当してくださったイッセイミヤケの宮前義之さんとチームの皆さんは、創作の段階から何度かリハーサルをご覧になって
いましたが、本番で舞踊家たちが魅せる表情が豹変したことに大変驚かれていました。

初日の幕が下りた途端に客席からは「ブラボー!」の声が上がり、スタンディングも。
カーテンコールでは舞踊家たちに熱い拍手が贈られ、さらには舞台上に登場した金森に招かれ登場した宮前さんと、
第2部『ASU』の要、シンボルともいえる大木と木皿を作ってくださった、近藤正樹さんへ盛大な拍手が贈られました。

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終演後には宮前さんと金森によるアフタートークを開催。
金森から宮前さんに伝えられたキーワードについてや、今回のクリエーションのエピソードが話されました。
柳都会からASUプログラム掲載用と何度対談しても話が尽きず、お互いの共通点と相違点、舞踊とファッション、など
あっという間に終了の時間となってしまいました。

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お客様からの質問で「Training Pieceの後半で着ていたカラフルなスポーティーな衣裳が、大好きでした。」という言葉に、
「2020年のオリンピックで選手があのようなウエアを着用したら、身体の美しさという点でも観戦する人が増えるんじゃない?」と
金森が応えていました。

公演は明日、明後日と続きます。
是非、1人でも多くの方にご覧いただきたいと思います。


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