2015年2月アーカイブ

TITLE: Noism2オーディション開催

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Noism1付属研修生カンパニー(2年制)
Noism2 オーディション

日本で唯一の劇場専属舞踊団として、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館を拠点に活動するNoism1 & Noism2。
Noism2は、プロをめざす若手の舞踊家が所属する研修生カンパニーとして2009年9月に設立されました。
Noism1のプロの舞踊家達と共に毎朝稽古を重ね、Noism2の同世代の舞踊家達と共に毎日舞踊芸術と向き合うこと、それは劇場専属舞踊団でなければ得る事のできない貴重な経験です。
昨シーズンからは、山田勇気がNoism2専属振付家兼リハーサル監督に就任。
毎年春夏の単独公演、新潟市内で開催される文化イベントへの出演等、年間を通じて充実した活動を展開しています。
設立から5年を経た今、その経験を糧にNoism1に昇格した者、在籍中に海外のカンパニーオーディションに合格し、海外でプロとなる者も出ています。
ここ新潟でその才能を開花させ、日本の舞踊芸術の未来を切り開いていくプロの舞踊家を志すメンバーを募集します。

★募集チラシのダウンロードはこちら★Noism2_AUDITION notice_2015.pdf

TITLE: 韓国人舞踊家イム・ウビン来日

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韓国から舞踊家のイム・ウビン(Lim Woobin)が来日し、本日よりNoismに合流しました!
「東アジア文化都市2015新潟市」の文化交流事業の一環として、1年間の予定でNoismの活動に参加し、公演にも出演します。

「東アジア文化都市」は、日中韓3か国で文化芸術による発展をめざす都市を選定し、多彩な文化芸術イベント等を開催するものです。
それにより東アジア間の相互理解を深めるとともに、東アジアにおける多様な文化の国際発信力を高めていくことをめざしています。
2015年の開催都市は、日本・新潟市、中国・青島市、韓国・清州市の3都市が選ばれました。

それを受けて、我々Noismも新潟を拠点に活動する公共劇場専属舞踊団として、舞踊芸術における日中韓の交流を目的に、ゲストメンバーとして年間通してNoismの活動に参加する舞踊家を受け入れることになりました。

イム・ウビンは、韓国・ソウルで開催された若手振付家コンクールで特別に設けられた「東アジア文化都市/新潟Noism賞」を受賞し、Noismへの参加が決定、来日の運びとなりました!
期間中は新潟に暮らし、Noismメンバーとして活動します。

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なお、舞踊家の受け入れに加え、2015年夏には中国と韓国から舞踊団を迎え、りゅーとぴあでの公演も予定しています。
詳細は随時こちらのページでもお知らせしますので、どうぞご注目ください。

*「東アジア文化都市2015新潟市」についてはこちら

TITLE: 【レポート】Noismからだワークショップ@東区プラザ

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一昨日に行われた「踊り文化推進事業」のワークショップ。
今回も小中学校の先生方を対象に、場所は東区プラザに移して行われました。
講師は山田勇気(Noism2専属振付家兼リハーサル監督)と真下恵(Noismバレエミストレス)。
受講者の先生方が子どもたちを指導する際の一助となるようにという目的は同じでありながらも、一昨日のワークショップとは雰囲気も変わり、また新たなワークショップとなりました。

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ワークショップ冒頭はヨガの太陽礼拝から。
この太陽礼拝、数回繰り返すだけでも汗を滲ませるほど。呼吸を意識しながらしっかり体をほぐしました。


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続いて、手のひらを合わせてのペアの動き。
見た目以上に難しいこの動きは、目に見える動きだけではなく、手のひらの感覚をしっかり意識するように!と講師の山田。
一方の人がもう一方の人の手のひらに誘導されて動くこの動きは、相手に動かされることで自分のからだに気づけたり、新しい動きも生まれます。


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ペアの後、同じ動きを人数を増やして8名程で行いました。参加者のみなさんは、手のひらの感覚を失わないよう必死についていこうと取り組んでいました。


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4つのポーズを音楽に合わせて展開する動きでは、「ポーズをはっきりと。中にこもらず外に向けて。しっかり表現までいけるように。」とのアドバイスも。


参加された先生方からは、今回のワークショップで取り組んだプログラムを早速授業で使いたいとの声が多くありました。
今回体験していただいたレパートリーをそのまま使うだけでなく、是非、いろいろな形で授業に応用していただけたらと思っています。

TITLE: 【公演情報】「NHKバレエの饗宴2015」出演決定!

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2015年3月にNHKホールで開催される「NHKバレエの饗宴2015」にNoism1が出演します。

日本を代表するバレエ団や舞踊家がカンパニーの枠を超えて一堂に会する「NHKバレエの饗宴」は、2012年から毎年3月にNHKホールで開催され、公演の様子は後日Eテレでも放送されています。
Noism1は2012年の第1回での『solo for 2』上演に続き2回目の出演で、金森穣演出振付による新作を発表いたします。

日時○2015年3月28日(土)開場:16:00 開演:17:00 終演予定:20:00
会場○NHKホール(東京都渋谷区神南2-2-1)
入場料○S席12,000円 A席9,000円 B席6,000円 C席3,000円(全席指定・消費税込)
 *就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。

チケット・公演詳細↓↓

TITLE: 【レポート】Noismからだワークショップ@西総合スポーツセンター

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新潟市が進める「踊り文化推進事業」の一環として、小・中学校の教員を対象に行われた今回のワークショップ。
学習指導要領の改訂に伴い小・中学校の授業で「ダンス」が必修になったことを受けて、現場の先生方は指導方法に悪戦苦闘しているそうです。
そんな先生方が学校現場に持ち帰り、子どもたちを指導する際のヒントを得られるようなワークショップを是非お願いしたいということで、新潟市からNoismに要請があり、今年から新たな取り組みとして先生方を対象にNoismの「からだワークショップ」を行うことになりました。
講師は山田勇気(Noism2専属振付家兼リハーサル監督)と真下恵(Noismバレエミストレス)。

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武道のテクニックを取り入れた、2人1組での動き。
相手との距離感や関係性を軸に新しい動きが展開されることを体感。

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4つのポーズを音楽に合わせて展開。
ポーズからポーズへの移行の仕方においても動きが生まれることを発見できたのではないかと思います。

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また、ワークショップ後、参加された先生方と講師の意見交換会を行いました。
先生方が普段授業に取り組む中で悩んでいる点をお聞かせいただき、それに対して講師の山田と真下がプロの舞踊家の視点からお話ししました。

たとえば、ひとつのポーズをする場合でも、首や腰の位置・重心を少し変えるだけでまったく違った印象になります。
遠くに対してポーズするのか、あるいは上に向かってポーズするのか等、どこに対象を置くか具体的にイメージするだけで、そこに生まれる表現はまったく違ったものになるのです。
ただ音楽にあわせて上手に踊るということではなく、自分や相手の身体を感じ、どこに向かって動くのか、そのような視点を持ってみることも良いのでは、という講師の話に、なるほどと頷く先生方も多くいらっしゃいました。

講師を務めた山田と真下の2人も、実際に教育現場で子どもたちと向き合っている先生方の声をリアルに聞くことができ、学ぶことが多くあったようです。
このワークショップは、明後日にも別会場で開催し、来年度以降も続けていく予定です。

TITLE: Noism2長岡公演

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Noism2初の長岡単独公演が決定しました。りゅーとぴあで行う「Noism2春の定期公演2015」に続き、Noism2専属振付家兼リハーサル監督・山田勇気による新作『ユルリ島の馬』と舞踊家・振付家の島地保武をゲストに迎えて創る『かさねのいろめ』の新作ダブルビル上演です。

■Noism2長岡公演

『ユルリ島の馬』
演出振付:山田勇気(Noism2専属振付家兼リハーサル監督)
美術:KiKiKo. (北郷崇広+北川拓未+小出真吾)
衣裳:山田志麻

『かさねのいろめ』
演出振付:島地保武 
音楽:蓮沼執太

出演:Noism2

Noism芸術監督:金森穣

日程○2015年424日(金)19:00 ※全1回
会場○長岡リリックホール・シアター
入場料○1,000円(税込・全席指定)

チケット情報↓↓

TITLE: Noism2春の定期公演2015 最終日

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本日の2回の公演が無事に終了し、Noism2春の定期公演2015の幕が閉じました。

20日(金)の初日を迎えるまでは、まだまだ席に余裕のあった日曜日の2公演でしたが、初日の幕が上がった途端、
あれよあれよと券売が進み、当日券販売が開始して間もなく完売となりました。

まさに人が人を呼んだのではないかという感じでした。
全4回公演が完売し、17時の回ではキャンセル待ちの列まで出来るほど。


1回目の公演が開演すると、息つく間もなく2回目の公演準備。

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そして迎えた千秋楽。開演前に、金森からメンバーへ「悔いのないように」と声が掛けられていました。

カーテンコールにはメンバーに迎え入れられ山田勇気と島地保武さんも登場し。

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今回、『かさねのいろめ』の音楽を担当してくださった蓮沼執太さんへもスポットライトと共に大きな拍手が贈られました。
実は、新潟での公演は特別に生演奏とオペレーションまでしてくださっていました。

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終演後のアフタートークにはNoism芸術監督 金森穣と、Noism2専属振付家兼リハーサル監督の山田勇気、そして今回
山田の作品で舞台美術を担当してくださったKiKiKo.の小出真吾さんが登場し、舞台美術をKiKiKo.さんに依頼したきっかけや、
KiKiKo.としての普段の活動と今回のような舞台美術との違いなどについて話されました。

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前回の水と土の芸術祭2012に参加された際に発表した「汽水域」を山田はみて、「いつか舞台美術をお願いしたい。」と、思っていたそうです。そして、昨年11月に北方文化博物館新潟分館にてKiKiKo.の竹ひごのオブジェとライトアップのなかでNoism2の特別パフォーマンスを行い、そこで具体的に今回の作品で舞台美術の依頼をし、それからはサンプルを作ってはスタジオで山田と共に、どうすれば綺麗な形状が保たれ、絡まることなく、休憩中に転換をすることができるのか、色々と実験を繰り返していたとの事。

裏側では毎回、本番前には髭剃りで毛羽をとって、ヘアアイロンで形を整える、という作業がされていました。


参加者からの質問で「夢は?」というのに対し、「今回舞台美術ということを初めて経験させていただきましたが、今後もそういった事をやらせていただきたいし、提案していきたい。」と小出さんが答えていたのが、なんだか嬉しく感じられました。


Noism2は同プログラムで4/24に長岡リリックホールへと参ります。
スタジオBと違い、400を超える客席の劇場という空間で、『ユルリ島の馬』と『かさねのいろめ』がどのようになるのか、そしてこの春の定期公演を経て、Noism2のメンバーがどのような成長を遂げたのか、引き続きご注目ください!

TITLE: Noism2春の定期公演2015、2日目

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昨日、幕開けとなったNoism2春の定期公演2015。

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2日目の公演が無事に終了いたしました。昨日に引き続き、完売御礼となった2日目の公演。
空席のない満席状態の会場は、昨夜の評判をお聞きになった方、2回目のご来場の方など、期待溢れる表情の
お客様で埋め尽くされました。

アフタートークの参加者の方からも発言がありましたが、昨夜の初日公演ではやや緊張が見えたようですが、
本日の公演では昨夜の公演を糧とし、堂々としたパフォーマンスだったように感じました。

スポンジのように全てを吸収する若き舞踊家である彼らだからこそみられる、日々の変化。
毎年のことですが、Noism2の公演は短期間で本当に進化していきます。

終演後のアフタートークには島地保武さん、蓮沼執太さん、そしてNoism芸術監督 金森穣が登場しました。

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構築と解体を繰り返し、昨日初演を迎えた 『かさねのいろめ』。
毎回毎回変化するその演出振付と、それと化学反応を起こす音楽。島地さんがメンバーや蓮沼さんと、どのように
コミュニケーションとって『かさねのいろめ』を形作ったのか、どのようにして音楽が生まれていったのかについて話されました。

生の身体で表現されることに対して、音もライブで投げかけられ、その音に反応をする身体と観客。
「リズムというパイプラインをあえて避けて音をつくった。」と蓮沼さんはおっしゃっていました。

それに対し「舞踊家にも相当な技量が求められる」と金森が言っていましたが、音、空間、観客、他のメンバーとの駆け引きが
毎回新鮮な生きた世界を生み出しているのではないのでしょうか。

残すは明日の2回公演。

昨日今日と2回の公演を経ての明日の公演、そしてそれを乗り越えたその先の彼らへの期待がますます膨らみます。

TITLE: Noism2春の定期公演2015 初日

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本日、Noism2春の定期公演2015の初日の幕があがりました。

全く異なる毛色の2作品。

『ユルリ島の馬』はストーリー性があり、観ていて感情移入しやすく、常にピンと張られた緊張感の、その儚げな別世界へと
惹きこまれ、『かさねのいろめ』は等身大の彼らの姿、どこからが演出でなにが偶然なのか、笑いを誘ったと思うと引き締め
られる不思議な感覚に陥り、あっという間にカーテンコール。

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限られた時間の中でのクリエーション、そして小屋入りしてからの細かな調整と、本番ギリギリまでフル回転してきた2人の
振付家もメンバーと共にカーテンコールに登場し、お客様からは熱い拍手とブラボーの声が贈られました。

終演後のアフタートークには、金森穣と共に無事に初日を終えた山田勇気と島地保武氏が登場。

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Noism2のメンバーと共に作品を作り上げていく中での過程や、作品のキーとなった物事について質問があがりました。
島地さんは新潟入りする前にメンバーに対して「ピアノを練習しておいてほしい」や「動物の鳴き声、動物を研究して」などの
課題を出していたと話されていました。

「これからのNoism2の目標は?」という質問に対して、山田が「舞踊家を輩出し、また次の世代につなげたい。」と答えていたのが
印象的でした。

本日は学期末にも関わらず、高校生がたくさんご来場くださっていましたが、同年代のメンバーが親元を離れ、新潟に集まり
舞踊と向き合うその姿が、皆さんの目にはどのように映っていたのか、とても興味深かったです。

TITLE: 【公演情報】Noism2春の定期公演2015

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Noism2専属振付家兼リハーサル監督・山田勇気による新作と、ザ・フォーサイス・カンパニー等で活躍する舞踊家・振付家の島地保武をゲストに迎えて創る新作をダブルビル上演。

■Noism2春の定期公演2015

『ユルリ島の馬』
演出振付:山田勇気(Noism2専属振付家兼リハーサル監督)
美術:KiKiKo. (北郷崇広+北川拓未+小出真吾)
衣裳:山田志麻

『かさねのいろめ』
演出振付:島地保武 
音楽:蓮沼執太

出演:Noism2

Noism芸術監督:金森穣


日程○2015220日(金)19:00→SOLD OUT/21日(土)17:00→SOLD OUT/22日(日)13:30&17:00 ※全4回
会場○りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈スタジオB〉
入場料○1,500円(税込・全席自由)
チケット好評発売中!

終演後アフタートーク開催
○2月20日(金)19:00 山田勇気×島地保武×金森穣
○2月21日(土)17:00 島地保武×蓮沼執太×金森穣
○2月22日(日)17:00 山田勇気×小出真吾×金森穣
※詳しくはhttp://www.noism.jp/news/2015/02/noism2-2050.html

チケット取扱い&チラシのダウンロードはこちらから↓↓

TITLE: Noism2 メディア向け公開リハーサル

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いよいよ、来週に迫った、Noism2春の定期公演2015。

本日、メディア向け公開リハーサルを開催いたしました。

山田勇気の『ユルリ島の馬』のリハーサルでは、作品中、要所要所で見る独特の「歩き方」の練習、再確認から始まり、
その「歩き」と動きが絡み合うシーンのリハーサル。

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山田の「もっと!もっと自分も知らない所まで行って!」という声に反応するメンバーの身体。

そして島地保武作品『かさねのいろ』では、空間認識、空間に対する自身の身体・他人の身体を重点においたウォームアップから
作品終盤部分のリハーサルをご覧いただきました。

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島地さんが、「2つの作品を一晩のうちにやるのだから、身体の切り替えをしっかりしないと。観ているお客さんを
驚かせたいでしょ?」と、声をかけていたのが印象的でした。

リハーサルをご覧いただいた後に、2人を囲んでの取材。
それぞれに作品のテーマを選んだ理由や、メンバーへの期待などについて質問があがりました。

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2人の振付家が同じ9人に対してどのようにアプローチし作品が創り上げられていったのかもそうですが、取材の中で島地さんも
おっしゃっていましたが、「2人の異なるアプローチに対してどのように反応し、作品に対してアプローチしているのか」も是非、
注目してご覧いただきたいです。

TITLE: Noism2春の定期公演2015 公開リハーサル

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本日、Noism活動支援会員、NoismサポーターズUnofficial会員の皆様を対象とした公開リハーサルを開催いたしました。

まずは、島地保武 新作『かさねのいろめ』のリハーサルからご覧いただきました。

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リハーサルごとに、公演ごとに、新しい空気を取り込んで新鮮な世界が広がるであろう『かさねのいろめ』。
ほんの一部の通しと、個々の指導をご覧いただきましたが、おそらく「この作品がどのような全貌を見せるのか想像がつかない」、
そんな風に感じられたのではないでしょうか。


そして山田勇気 新作『ユルリ島の馬』のリハーサルへ。

映画を観ているかのような世界観へと誘う『ユルリ島の馬』。北方文化博物館新潟分館やフルマチ・アート・スタジオでの
特別パフォーマンスを重ねながら、昨年9月のシーズンスタートから作り上げてきた本作品。

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『かさねのいろめ』では空気のようにふわりと舞う個性に対して、『ユルリ島の馬』では地に足の着いた感じで滲み出てくる
それぞれの個性。

公演まで2週間を切りました。ここからがラストスパート。
作品も、そして若き舞踊家たちも邁進し、日に日に進化していくことと思います。

2/20(金)の初日の公演は完売し、残席わずかな回も出てきていますが、まだ間に合います。是非お見逃しなく!!

TITLE: 【お知らせ】「Noism2春の定期公演」アフタートーク

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「Noism2春の定期公演2015」では、終演後に約30分間のアフタートークを開催いたします。

2月20日(金)19:00 山田勇気×島地保武×金森穣
2月21日(土)17:00 島地保武×蓮沼執太×金森穣
2月22日(日)17:00 山田勇気×小出真吾×金森穣

※2月22日(日)13:30の公演では、アフタートークは予定しておりません。
※「Noism2春の定期公演2015」の公演チケットをお持ちの方は、該当公演以外のトークにもご参加いただけます。


●2月20日(金) 山田勇気×島地保武×金森穣
本公演で上演する新作2本の演出振付家2名と、芸術監督・金森穣による3名で話します。

●2月21日(土) 島地保武×蓮沼執太×金森穣
島地保武振付作品『かさねのいろめ』の音楽を担当する蓮沼執太氏をお迎えし、振付家×音楽家×芸術監督の3名で話します。
*蓮沼執太氏のウェブサイトはこちら。www.shutahasunuma.com

●2月22日(日) 山田勇気×小出真吾×金森穣
山田勇気振付作品『ユルリ島の馬』で美術を担当するアートユニットKiKiKo.(北郷崇広+北川拓未+小出真吾)より、小出真吾氏をお迎えし、振付家×美術家×芸術監督の3名で話します。
*KiKiKo.のFacebookはこちら。www.facebook.com/kikiko1986

TITLE: 【メディア掲載・出演情報】2015年2月-3月

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Noismのメディア出演情報をまとめてお知らせいたします。
発売中、発売予定も含めこちらより一覧でご確認いただけます↓↓

TITLE: 第12回 柳都会 石川直樹×金森穣

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本日、写真家の石川直樹さんをゲストにお迎えし、第12回 柳都会をほんぽーと新潟市立図書館にて開催いたしました。

新潟市内の図書館にある石川直樹さんの書籍が会場入り口に並べられていました。
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写真、舞踊、そして二人の出会いは演劇がきっかけ。

キーワードとなったのは、「旅、冒険、身体感覚、言語、表現」。

「旅と記録は切り離すことができない。そしてその記録として写真でしか残せない事、言葉でしか表せない事がある。」

登山における身体感覚を、「薄いガラスで出来た球を手のひらに乗せ、そっと割れないように頂上へ運び、そしてそれを持って
帰ってくる、そんな感覚である。」という石川さんの言葉の選択と表現のし方に、金森は大きな感銘を受けていました。

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写真や美術の展覧会等で作品と共に並べられるキャプションとして用いられている言葉の意味と影響力。

石川さんは写真、金森は舞踊の演出効果における、言葉が持つ力と、それだけで完結してしまう危うさ、そしてその
バランスの難しさについての話しから、言葉と切り離すことができない演劇における身体についてと、石川さんの作品を
ご覧になっている方、Noismの舞踊をご覧になっている方々にとって、とても興味深い話が繰り広げられました。

参加者からの「少し前の世代には冒険家という方がたくさんいらっしゃったように思うが、これからの若い世代に
伝えたいことなどは?」という質問に対し、石川さんは「身近にある何事にも未知な世界があり、そこには冒険がある。
どんなに熟知していると思った海でも漁師の目には広がる風景には異なるものが映り、たとえ自分自身の身体であっても
掘り下げることによってそこには冒険が広がる。冒険はとても身近にある。」という言葉に金森も、「舞踊も同じ。新しいものを
見つける、生み出す、というよりも既にあるものへの理解を深め、新しい視点を創ることが必要」と話していました。

また石川さんの影響で写真を始めたという参加者の方から「女性を知るという冒険」についての質問があり、会場内は
笑いに包まれ、石川さんの「全くの未知です。」という言葉に金森も大きく頷いていました。

終始、参加者の皆さんのみならず、対談相手の金森をも惹きつけ魅了し続けた石川さんだったように思いました。

そして、お帰りの際に入り口に並べられていた書籍を借りてゆく参加者の姿もありました。

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