ケネディーセンター・テラスシアターでのワシントンDC公演がスタンディング・オベーションの
大きな拍手の中、終演を迎えることが出来ました。
新潟りゅーとぴあを朝早くに出発し、まずは新潟空港から韓国・インチョン空港へ。
ワシントンDCへの飛行機乗り継ぎのため、インチョンで1泊。
街中の桜はもう葉が出ているのにもかかわらず、気温は10℃に満たない寒さ。
メンバーは辛い韓国料理で体を温め、ワシントンDCへ向かう長時間の移動にそなえ、
マッサージやサウナで思い思いにコンディションを整えていました。
いざ、14時間フライト。映画やゲームなど充実した機内ではそれぞれに時間を過ごし、
無事にワシントンDCに到着。ワシントンDCも韓国同様に肌寒く、吐く息は白くなっていました。
ケネディーセンターでのリハーサル一日目の夜には、ケネディーセンター・エデュケーション・プログラム主催の
「マスタークラス」が行われました。講師は金森穣で現地の参加者たちはNoismの主な身体性を体感、経験していました。
ゲネプロの日からバイオリンを演奏してくださった渡辺玲子さんもケネディセンター入りし、
いよいよ本番へ向けての意気込みが更に高まりました。
ゲネプロを経て、いよいよ初日。
とても素直でストレートな日本では見られない反応が。
3作品共に拍手喝采、声も上がっていました。
カーテンコールではスタンディング・オベーション。会場にいる観客全員が立ち上がっていました。
終演後にはポストトークが開催され、金森穣が舞台上にて司会進行の方からの「Noismの名前の由来」などの質問や、
客席からの「尊敬する人は」などの質問に答えていました。
ほぼ満席となった客席から家路につく観客の皆様の表情はとても満足して見えました。
公演2日目。
ケネディーセンター・テラスシアター正面玄関の看板には「SOLD OUT」の文字が。
初日同様、カーテンコールはスタンディング・オベーションで拍手、歓声の嵐。
客席は大興奮となりました。
観客の方から「本当に素晴らしかった」や「必ずまた来て欲しい」などのお声も直接、耳にすることが出来て
本当に嬉しい限りでした。客席案内の係りの方や、舞台のテクニカル・スタッフの方々からも「次が待ち遠しい」と
本当に嬉しいお声を聞くことが出来ました。
帰国の日の朝には「ワシントン・ポスト」の文化面のトップにNoismの記事が。
我々にとって本当に素晴らしいお土産となりました。
無事に全員新潟に戻り、本日からまた次の舞台のためのリハーサルに励んでいます。
次の舞台はイタリア・フィレンツェ。
上演する作品は違いますがイタリアの観客の皆様の反応がどのようなものになるか楽しみです。