2011年3月アーカイブ

TITLE: 【メディア情報】「月刊にいがたタウン情報」4月号

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毎月25日に発行される新潟の情報誌「月刊にいがたタウン情報」、4月号より、Noism1メンバーによるリレーコラムは新テーマになりました。
「Noismの"イマコレ!"気になるculture」ということで、お題は、「今、気になっているもの」。
本、音楽、映画、舞台...等々で今気になっているもの、心動かされたもの、おすすめのものをメンバーが紹介します。

最初の担当は、井関佐和子。今、気になっている本たちを紹介しています。
今、常に枕元にあるという本が6冊以上。
書名は、ぜひコラムでご覧ください。

「月刊にいがたタウン情報」のサイトはこちら
*書店・コンビニ等での取り扱いは新潟県内のみですが、県外からは通信販売でお求めいただけます。

TITLE: Noism1『OTHERLAND』チケット発売開始

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Noism1『OTHERLAND』チケット本日発売です。

公演情報、チケットの取扱いはこちら

今回ゲストとして迎える振付家は、稲尾芳文&クリスティン・ヨット・稲尾と、アレッシオ・シルヴェストリンの2組。
稲尾夫妻は、2006年の外部振付家招聘企画第2弾『TRIPLE VISION』で『Siboney』を振付、
アレッシオさんは、2005年の外部振付家招聘企画第1弾『Triple Bill』で『DOOR INDOOR』を振付しているため、
それぞれNoismでは2度目の招聘です。

稲尾芳文さん、アレッシオさん、金森穣は、共に10代後半をルードラ・ベジャール・ローザンヌで過ごし、モーリス・ベジャールのもとで学んだ仲。
卒業後はプロの舞踊家として、稲尾さんはオハッド・ナハリン、アレッシオさんはウィリアム・フォーサイス、金森穣はイリ・キリアンと、それぞれ20世紀を代表する振付家のもとで活動してきました。
同じところにルーツを持ちながらも、まったく異なる身体性と世界観を培ってきた3人が、ここ新潟で再び集結します。
そして、それに応えるのは、日本で唯一の劇場専属舞踊団であるNoism1。
1つの舞踊団が、3者の作品をいかに創りあげるのか。必見です。


ゲスト振付家 プロフィール

稲尾芳文  Yoshifumi Inao

稲尾芳文.jpg稲尾光子からバレエの手ほどきを受け、18歳で渡欧、ルードラ・ベジャール・ローザンヌに入学。卒業後、ノルウェーのカルト・ブランシェで踊る。その後、イスラエルのバットシェバ舞踊団に移籍し、同団で10年間オハッド・ナハリン作品の他、欧州・北米の振付家作品を踊る。また、バレエマスターとして団員を指導、2003年から2005年までは芸術監督を務める。同団のワークショップ公演で作品制作を始め、後にクリスティン・ヨット・稲尾とも共同で作品を制作、『ノマディックプロジェクト2』『ニーノシュク』『オペラエスタート・フェスティバルヴェネート』等に参加。Noismでは2006年の『TRIPLE VISION』にて『Siboney』を振付、発表。


クリスティン・ヨット・稲尾  Kristin Hjort Inao

クリスティン・ヨット・稲尾.jpg幼少の頃より様々なダンスを学び豊富な舞台経験を積む。オスロの国立アートアカデミーを卒業後、クリステル・ヴァリン主催ダンスハイスクール、フリーランスを経て、カルト・ブランシェに所属。その後バットシェバ舞踊団に9年間在籍。同団のワークショップ公演で作品制作を始める。稲尾芳文との共同制作作品を日本・北欧・イタリア・イスラエルで発表する。




アレッシオ・シルヴェストリン  Alessio Silvestrin

AlessioSilvestrin.jpg 1973年イタリア生まれ。モンテカルロ市グレース王妃ダンスクラシック・アカデミー、ルードラ・ベジャール・ローザンヌを卒業後、ベジャール・バレエ・ローザンヌ、リヨン・オペラ座バレエにて、ダンサーおよび振付家として活躍。1999年から2002年にかけて、ウィリアム・フォーサイス率いるフランクフルトバレエ団に所属。その後もフォーサイスカンパニーのゲストアーティストとして活躍している。1990年より、作曲家・故フランチェスコ・ヴァルダンブリーニの指導で、トリコルド音楽(musica tricordale)という新楽派に加わる。以来、トリコルド音楽から派生するセリー体系を応用し、また、能楽からも着想を得てオリジナル曲を作曲。自身の振付作品にも自らの楽曲を総合的に使用している。2003年より日本を拠点にフリーランスアーティストとして、さまざまな活動に関わる。愛知芸術文化センター、新国立劇場、山口情報芸術センター、セルリアンタワー能楽堂などの委嘱により作品を制作。国際的なダンスフェスティバルでの招待パフォーマンスや、様々なアーティストとのコラボレーションも行う。Noismでは2005年の『Triple Bill』にて『DOOR INDOOR』を振付、発表。


Noism芸術監督

金森穣 Jo Kanamori

JoKANAMORI.jpg演出振付家、舞踊家。りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館舞踊部門芸術監督/Noism芸術監督。

ルードラ・ベジャール・ローザンヌにて、モーリス・ベジャールらに師事。ネザーランド・ダンス・シアター2、リヨン・オペラ座バレエ、ヨーテボリ・バレエを経て2002年帰国。2003年初のセルフ・プロデュース公演『no・mad・ic project?7 fragments in memory』で朝日舞台芸術賞を受賞し、一躍注目を集める。 2004年4月、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館舞踊部門芸術監督に就任し、劇場専属舞踊団Noismを立ち上げる。自らの豊富な海外経験を活かし、革新的なクリエイティビティに満ちたカンパニー活動を次々に打ち出し、そのハイクオリティな企画力に対する評価も高い。平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞、平成20年度新潟日報文化賞ほか受賞歴多数。 www.jokanamori.com

TITLE: 『OTHERLAND』クリエーション開始

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劇的舞踊『ホフマン物語』静岡公演を終え、新潟へ戻って2日。りゅーとぴあでは、5月27・28・29日に予定しているNoism1『OTHERLAND』のリハーサルが早速はじまっています。
2007年に発表した『W-view』以来、約4年ぶりの外部振付家招聘企画となる今回は、稲尾芳文&クリスティン・ヨット・稲尾と、アレッシオ・シルヴェストリンの2組を迎えます。

本日より、アレッシオさんによる新作クリエーションがスタートしました。
この数年間、金森穣振付作品のみを上演してきたNoism1。振付家が変われば、求められる身体性も世界観も変わります。
彼らの求めるものにNoism1メンバーがどのように応え、何を描き出すのか。
未知の世界に緊張と期待が膨らみます。

TITLE: 劇的舞踊『ホフマン物語』静岡公演 千秋楽

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静岡芸術劇場での公演、すべて無事に幕を閉じることができました。
本日は、東京発着の無料シャトルバスも予定通り運行し、静岡だけでなく首都圏からも多くのお客様におこしいただきました。
震災の影響によるキャンセルも少しありましたが、舞台からも客席からも熱い思いが溢れているのが感じられました。

終演後には、SPAC文芸部の大澤真幸さんと金森穣によるアフタートークが行われました。
熱心にメモを取りながら聞いてくださる方が多くおられました。

静岡は、拠点新潟に次いでNoismの作品を多く上演させていただいているところです。
SPACには、芸術総監督の宮城聰さんをはじめ、スタッフの方々、公演日には劇場のカフェ運営も担当する所属俳優の方々...等々、志をもった人がたくさんおられます。
その「人」たちがこの場所をただのハコではなく「劇場」にしているのだということがいろいろな場面で伝わってきました。

この度の公演に足を運んでくださった皆様、ご尽力くださったすべての皆様に感謝いたします。
今回の劇的舞踊『ホフマン物語』が、皆様の心と身体に何かを刻む時間となったことを願います。
再び静岡で公演ができる日を心待ちにして。

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TITLE: 劇的舞踊『ホフマン物語』静岡公演 初日

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Noism1 & Noism2合同公演 劇的舞踊『ホフマン物語』静岡公演、静岡芸術劇場にて初日の幕を開けることができました。
本日、無事にここ静岡で上演ができること、足を運んでくださる方々がいらっしゃることに深く感謝いたします。

終演後には、SPAC芸術総監督・宮城聰さんから、この度の大震災により今なお過酷な状況に置かれている方々へのお見舞いと、今この時に劇場が作品を上演することの意義についてお話がありました。
その後、宮城聰さんと金森穣によるアフタートークが行われました。

SPAC(静岡県舞台芸術センター)スプリングシーズン2011のテーマは、「人生に物語を取り戻そう!」
人生に「物語」を描くのが困難な現代こそ、虚構の物語で描かれる世界を通して現実の社会を知り、他者を知る、そんな時間が必要なのではないでしょうか。

今回Noismが上演した劇的舞踊『ホフマン物語』は、タイトルにも謳われているとおり物語のある舞踊です。
個人的な思いつきやアイデアに留まらず、集団だからこそ描くことのできる物語がある。
朝から晩まで己の身体に向き合う時間を共に過ごしている劇場専属の舞踊団だからこそ、描くことのできるものがある。
アフタートークでも、宮城さんがその点について触れられ、Noismのこれからにますます期待をよせてくださっていることをお話くださいました。

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TITLE: 劇的舞踊『ホフマン物語』静岡公演にむけて

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このたびの災害により命を落とされた多くの方々に心からの哀悼の念を表します。

そして、今なお厳しい寒さの中、暖をとる電気もガスも満足に食べるものもなく、避難しようにも燃料も道もない、そんな切迫した生活を強いられている被災者の方々に、心からの励ましを送ります。
これから復興までには、おそらく長い時間が必要になることでしょう。
不安ばかりがつのり未来を描くことが難しい現状に、心も身体も疲れ切ってしまった方も多いのではないかと思います。

Noismは、今週末に静岡芸術劇場でのNoism1 & Noism2合同公演 劇的舞踊『ホフマン物語』の上演を控え、先日より静岡市駿河区に滞在しています。
静岡芸術劇場では、地震による被害はほとんどなく、安全が確認されています。
今のところ、3月19日・20日の公演は予定通り行うべく準備を進めています。
SPAC芸術総監督・宮城聰さんとNoism芸術監督・金森穣が話し合い、今我々にできる最善を尽くし作品を上演することは、芸術に携わる専門家としての使命であると再確認いたしました。
芸術は生活に余裕のある人が余暇を楽しむためのものであると思われてしまいがちな現代日本社会において、このような未曾有の大災害に直面している中、上演することに対して疑問を抱かれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人が生きて行くためには、たべものや安心できる住まいと同じように、他者とのつながりや自分を肯定する心が必要です。そのつながりや心を得るための時間を提供することは、劇場の大きな役割のひとつなのではないでしょうか。
劇場に足を運ぶことは、出演者や他の観客とひとときを共有し、作品を通して様々なことを感じ考え、冷静に自分と社会を見つめ直す時間になるはずです。
今ここ静岡で暮らす方々にそのような時間を届けることは、地域の劇場であるSPACの使命であり、その劇場の意志に応えることがNoismの使命であると考えます。

このたびの地震による被害で、今このときも不安な時間を過ごされている方々に、今一度心よりお見舞い申しあげます。少しでも早い復興をお祈りしています。

TITLE: 被災された方々のご無事をお祈りいたします。

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3月11日の東北地方太平洋沖地震により、新潟でも震度4が観測されました。
りゅーとぴあの建物及び設備については、現時点で問題は確認されておりません。
Noismは、3月12日より通常どおり活動する予定です。

この地震でなくなられた方に、心より哀悼を申しあげます。
また、現在も安否のわからない方々が一刻も早く無事に救出されますこと、
被災された方々が少しでも早く安心できる生活をとり戻されますことを切に願っております。

TITLE: Noism photos

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劇的舞踊「ホフマン物語」リハーサル


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写真 遠藤龍

TITLE: 【メディア情報】『そこにある、Noism』本日発売

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新潟の作家・村山賢さんによる、Noismをモデルとしたフィクション小説『そこにある、Noism』(新潟日報事業社)が本日発売となりました。

発売を前に、村山賢さんがりゅーとぴあまで出来立ての本を持ってきてくださいました。
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新鮮な気持ちで、早速読みふけるメンバーたち。

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一番右の背中が村山賢さん。金森穣とは同い年です。

約200ページにわたり、村山さんが見たNoismが、いくつかの短編で綴られています。
本文中に登場する写真は、リハーサルを見学にいらした際に村山さんがご自身で撮影されたもの。
この本に導かれ、今までNoismを知らなかった方が1人でも多く公演に足を運んでくださることを強く願います。
本をきっかけに初めて舞台をご覧になった方がどんな感想を抱かれるのか、ぜひうかがってみたいと思っています。

TITLE: 劇的舞踊『ホフマン物語』静岡公演まであと10日。

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2010年の夏に新潟限定公演として発表したNoism1 & Noism2合同公演 劇的舞踊『ホフマン物語』、静岡芸術劇場での公演がいよいよ10日後に迫ってきました。
Noism1 & Noism2の総勢19名が出演します。
初演には出演していなかったメンバーも4名いるため、ウエストやパンツ丈等、衣裳もそれぞれの身体に合わせた修正が必要です。
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衣裳管理スタッフの山田志麻さんと熊倉弘美さん、スタジオB前で作業中。
ドアの向こうでは、リハーサルが続いています。

チケットの売れ行きは好調とのこと、もしまだお求めでない方がいらしたら、どうぞお急ぎください!
SPACのWebサイトからは、オンライン予約も可能です。
なお、3月20日の公演時には、東京静岡無料往復バスが運行されますが、こちらは既に満席とのことです。

TITLE: 【速報!】村山賢『そこにある、Noism』刊行決定!

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新潟の作家・村山賢氏による、Noismをモデルとしたフィクション小説『そこにある、Noism』(新潟日報事業社)が刊行されることになりました!

内容はフィクションですが、村山氏がNoismの舞台を観て、リハーサルを取材し、芸術監督・金森穣と語り合う中から書き上げてくださいました。

巻頭には、篠山紀信氏によるNoismの舞台写真、帯には篠田昭新潟市長のコメントが掲載されています。
ぜひご高覧ください。
2011年3月10日発売です。

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なお、村山氏所属の株式会社カヤノのWebサイトでも、刊行のお知らせが掲載されています。
『そこにある、Noism』のバナーをクリックすると、村山氏による発売に向けての文章がお読みいただけます。
こちらもあわせてご覧ください。

TITLE: 大倉宏×金森穣 対談のお知らせ

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2011年5月27日(金)~29日(日)に上演予定のNoism1春の新作公演『OTHERLAND』に先がけて、
美術評論家の大倉宏氏を迎え、芸術監督・金森穣との対談を行います。

[日時]2011年4月17日(日)16:00~17:30(15:30開場)
[会場]りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 スタジオB
[入場料]無料
[定員]50名(要予約)
[予約方法]メール、Fax、または往復ハガキに
1)氏名(ふりがな) 2)郵便番号 3)住所 4)Tel/Fax 5)メールアドレス
を明記のうえ、下記までお申し込みください。
[締切]4月10日(日)必着
*定員になり次第締め切らせていただきます。
[お問い合わせ・申込先]
〒951-8132 新潟市中央区一番堀通町3-2
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
事業課 Noism1『OTHERLAND』関連企画係
Tel: 025-224-7000
Fax: 025-224-5626
E-mail: info-noism★ryutopia.or.jp
*★を@に変えて送信してください。

主催:財団法人 新潟市芸術文化振興財団
製作:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館


ゲストプロフィール
大倉宏 Hiroshi OKURA
1957年新潟県生まれ。85~90年新潟市美術館に学芸員として勤務後、
フリーとなり、新潟を拠点に美術評論を行う。
著書に『東京ノイズ』(2004 アートヴィレッジ)。
現在、新潟絵屋運営委員代表。砂丘館館長。長岡造形大学講師。
Noismには発足当初から関心を持ち、公演評もしばしば執筆している。
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